ブランド品買取店は、質屋や中古ショップ、リサイクルショップ、買取専門店などです。ブランド品買取をされた商品の行方は、まずはこういったお店の中で、自社で販売する店舗を持っているお店であれば、そのまま自店舗で販売する在庫商品となります。ただ、上述のとおり、買取専門店というブランド品買取を専門とする業者もあります。そういった業者は、直接自前で販売するルートを持っていないため、その商品は別の業者に売却をしてい利益を上げています。
仲介をしている業者が存在していますし、古物市場で取引をすることもあります。こうして再び買われた商品は、別のお店の店頭に並んで販売されることになります。この中で一番買取価格に期待できるのは、自社で販売網を持っているお店です。なぜなら、コストの削減が可能となるため、買取価格を高く設定することが可能になるからです。
別の業者に売る場合は、その分安く買取をしておかないと利益を得られなくなります。仲介業者への売却や古物市場での売買価格は、中古市場価格よりも安いので、さらにそれよりも低い料金で買取をしないと利益を出すことができません。つまり、二重に中間マージンが取られてしまうので、査定額は低くなります。さらに、自社販売網を持っているお店でも、特定のジャンルに絞っている場合の方が販売能力が高いため、顧客誘引力を持っています。
その結果、買取価格も通常のお店より高くなっていることが多いです。