日常を彩るブランド品たち
2021年12月6日

ブランド品買取にあたっての年齢制限

ブランド品買取をしてもらうための条件として、年齢制限を設けている業者が多いです。それは、未成年は利用不可であったり、18歳未満は保護者の同意が必要であったり、18歳以上であれば親の同意が必要なかったりと、各業者で扱いが異なります。そのため、利用をする際にはこの点を確認しておく必要があります。もちろん、成人をしていればまったくこの点は気にする必要がありません。

なぜ未成年に対してこういった制限を設けているのかというと、未成年者は民法上取消権を持っているからです。同様に保護者にも取り消し権があります。保護者の同意を得てした行為の場合は、こういった取消権が無くなるため、親権者の同意を得ればブランド品買取をしてくれるというお店もあるわけです。業者にとっては、取消されるかもしれない地位に立たされることは不都合です。

買取をした商品は店頭に並べて売ったり、仲介業者に売却したりしますので、取消されれば困ることになります。また、取消をした場合でも、未成年者の方は現に利益を得ている範囲で得た金銭を変換すればよいことになっています。これは、利益が形として残っていれば返還をする必要があるということで、例えば遊興費に使った場合は利益が残っていないということになり、物の返還を受けられることに加えて、お金を返さなくても良いことになります。こういったことは業者にとっては害となります。

以上のようなことから、ブランド品買取において未成年の制限をしている業者が多いです。

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